司法書士 島田雄三事務所
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島田雄三の思い
 
 暑くなった。年々足が重くなって「もう、歩くな」と誰かが言ってる。でも歩かなくては、何も始まらない。いやいやでも食べるようにと誰かが言っている。「美食」というのは時間とお金と体力がいる。どうやら、そのすべてがなくなったから、縁のないものとなっている。美食とともにあるのが、旅行であり、それらも遠のいている。経験は不遜となり、まず予感が先に立ち『あれは、見たことがある。なんだ、こんなものか』となってしまう。このままいけば、世の中すべてのことに『まあいいや』と言うことになりそうだ。気力というのは、まず好奇心が元となる。「よし、行こう」と言うことになる。感受性も鈍くなって『これも見たことがある。どうやら初めてではなさそうだ』となってしまう。おそらく同じものを見ても、感動が薄れてくる。まず、頭にかかった薄雲をはらうことだ。決めつけるのをやめよう。『この歳になったのだから』という発想を取り払おう。そうすれば、物は新しく蘇り、自分も有り難いのである。それに「感謝」これを忘れては、日々日常は感動を忘れてしまう。どうやら不遜にもこの感謝の心を置き忘れている。『この歳迄、生きさせていただいた』と思う心を持つ、その当たり前のことがおろそかになっている。それはともすればではない。傲慢にも、ほとんど忘れている。何かに手を合わせるのは、日本人が古来から受け継いだ、ご先祖の知恵なのだが『神も仏もあるものか』と忘れている。人は一人では何もできない。朝事務所までたどり着くには、電車がいる。それはどなたかが、用意してくださっている。でも感謝をしたことがない。当たり前だから、蛇口をひねれば水が出てくる。これも当たり前、感謝をすることもない。でも、江戸時代なら、井戸から水をくむところから始まる。そのときは、水が恵みであると実感できるが、蛇口から、ひねば出てきたら、感謝をすることはない。こうして、現代人は一つ一つ、感謝を落してしまっている。「金を払えばよい」と思っている。でも水道も、電気も、鉄道も、生得にあるものではない。人間は一人で大きくなったわけではない。生まれて4月目、うちの孫は娘の背におんぶされ、どこでも出かけている。今のところ自覚はないが、やがて気づくことになるだろう。ご先祖から続く水車のように水は運ばれていく。あきず、懲りず、滞らず、営々とそれは続く。命の連鎖なのである。この連鎖に支えられ、ひとは生きてきた。誰かの発明、工夫が、便利で豊かな暮らしを作り出す。今日も明日も、とりわけ意識しなく、それでも水車は回る。
 たゆまなく 回り続けて 幾としや 水が育む 里の風景
 稲穂揺れ ご先祖様も 見て御座る 里の夕焼け 風は語るや
 しとしとと 雨が降ってる 田んぼには 蛙飛び込む 原風景が
 夏祭り 里帰りかな 子供ずれ 昔をしのび 石けりをする
2025,7,1(火曜日)
 
 
 
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