司法書士 島田雄三事務所
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島田雄三の思い
 
 あっという間に79年がたったが、いったい我が人生は何だったのか?答えはないのである。やり直しがきかない。悔いがないと偉そうなことは言えない。今は、可もなし不可もなしと思っている。平々凡々、やり切ったとはとても言えないが、やり残したことが多いとも思えない。せいいっぱい、ぼちぼち、それ相応に、今ではこんなものだったと思っている。特に幸運でもなかったし、才能が与えられていたわけでもなかった。結果的には、そんなに不運でもなかったと思っている。貧乏でも、借金まみれではなかったし、不思議なことだが、この先もなんとかやっていけそうな気がしている。以前は司法書士とは随分因果な仕事だと思っていたし、何となく落ち着きがなかった。いつしか、こんなものだったと思うようになってきた。それぞれの時代、人々は泣き笑い、自分も泣き笑い、愉快にも苦痛にも思えたのである。様々な運命に翻弄され、ときに激昂したりしたのである。泣き笑い、夢中に暮らしてきた。最初の頃は、いやに片意地を張って、事件屋さんを善導してやろうと思っていた。へんてこなヒロイズム、そのために悪戦苦闘し、評価されないどころか、損ばかりしていた。だが、こんな自分は評価されて当たり前だ思っていたのかもしれない。やくざ映画のヒロインのように、人はうぬぼれの動物であって、取柄もないのに、自意識だけが強くて、無暗に空回りしていた。神経をすり減り、もがき、自分の中で無暗に燃えていたのである。少しづつ、社会性に目覚め、仲間づくりを始めた。そして、無駄な努力は、かえって自分を傷つけるばかりであると気づき始めた。心の歪んでいる人は、容易に戻るものではないのである。おそらく不可能、フィクションの世界ではあり得てもリアルの世界ではあり得ないのである。随分悟りの悪い男であった。つまり、あほだったのである。でもそれを今更悔いてはいない。かえって思い出と昇華し、懐かしくもあるのである。高倉健になったかのように、思い出されるのである。鎧兜の部屋に通され、不思議な体験をした。真夜中に京都からとんぼ返り、始発で長浜に走った。あることがひらめいたのである。もう語ることはないだろう。
 あの夢は 幻だっった 張りつめた 己の思い 今は帰らぬ
 平凡は 何にも変わる  杖だった すれ違ったり 雨のしずくは
 そこにある しあわせだった 一輪の すみれの花の  つぶやきに似て
2025,11,17(月曜日) 
 
 
 
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