司法書士 島田雄三事務所
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島田雄三の思い
 
 軽口はむつかしい。いつも心掛けなければ、出るものではない。その昔林家三平さんがいた。今の三平さんのお父さんだ。兎に角軽口の妙手、影で大変な努力をしていたという。新聞を読んではネタを考え、思いつくとメモを取る。その連続で、あの芸を開拓したのだ。果たしてあれは芸か?彼の登場で会場はわいた。まだ何も言ってない、何もしてない段階から。額をたたいては笑い、腕をたくし上げては笑った。立ったり座ったり、座布団を持って移動したり。「こちらから、こちら笑ってくださいよ」客席に話しかける。「本当に、身体大事にしてくださいね」「よしこさーん」どっと笑いが起こる。「本当に大変なんですから」「こないだも履いてきた下駄忘れちゃって、雪駄をはいて帰ったんですよ。もお、そそっかしいんですから」と頭たたいて、「そしたら、水虫が移ってしまいまして。もおう大変ですよ」てなことを言う。落ちがあるかと思いきや、ないんです。「身体大事にしてくださいね」とかわして、「それはそうと近所の空き地にへいができましてね?あれ囲いだったね。もう大変なんですから」と、ごじゃごじゃ、どっと笑い、突然立ち上がって、「デーオ、デェーオー」と歌いだす。この人のような落語家は、後にも先にもない。古典落語をやらないと言っても、桂三枝や明石家サンマとは違うし笑福亭鶴瓶とも違う。人柄からにじみ出る芸で二つ目からいきなり真打になった人だ。これを破天荒と言う。若くして亡くなったのだが、軍団と呼べるほどの弟子を育て、今もその結束を保っている。息子さん二人、林家正蔵、林家三平は正当な落語を守っている。爆笑王と呼ばれた人は他にもいる。難波の爆笑王は初代桂春団治、この人の芸はかろうじてレコードに残るだけだ。また破天荒であったのは同じ。ただ、三平さんはいたって温厚な家族思い。春団治は家庭を顧みない奔放者。いずれにしても、軽口はむつかしい。どちらの爆笑王も、あちらに行く前までネタくりに余念がなかった。意識がもうろうとしてきたとき、主治医が「もしもし、お名前を教えてくれますか?」と、三平さんは「加山雄三」と答えたそうだ。春団治さんの逸話は残っていない。奥さんが、「あんた、大丈夫か?」と声をかけたら、「おい、おいどまくれ」と正月餅のネタでもやったかも。天は不思議だ。人それぞれにチャートを託す。どんなチャートか、極秘なのだ。漏れたことはないが、明々白々だろう。残酷なようで、温かいようで、割り切れない、切ないものだ。キリスト教では、「神のなさることはそつがない」と言うが。だけど、そうとも思えない。チャートをもらったものとして、人生の潤滑油たる軽口を、何気なく発せるように心がけたいものだ。
 蛾が舞って 飛んで火にいる あで姿 一瞬同じ 夜のしじまに
2017,9,25(月曜日)   
 
 
 
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