司法書士 島田雄三事務所
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島田雄三の思い
 
 地面師が逮捕されたという言葉が新聞に載った。土地の詐欺師のことだとテレビで報じられている。しかし少し荒っぽい説明である。都心の一等地、五五億円という金を積水ハウスがだまし取られた。本人に成りすましで逮捕された女は、とぼけて、『その日が来たか』という顔付きである。主犯格の男は改名し、警察が動き出す直前にあたふたとフィリッピンに遁走したようだ。簡単に改名できたのだから、日本人ではないのだろう。この事件、詐欺師と呼ぶにはあまりにも杜撰に見える。騙された積水側の弁護士も司法書士も何をしていたのだろう。元々取引に弁護士が出てくるのはおかしい。何か鼻薬でもかがさされていたに違いない。弁護士に指揮された司法書士など、司法書士ではないのである。こんな初歩的な集団に騙されたのであるから、当の司法書士は懲戒ものであろうが、司賠責的には認めたくないだろう。「相手が巧妙過ぎた」と。痛しかゆしだ。へぼ役者にころりと騙されたとしたら、我々の存在価値は0ということになってしまう。0は0で認めるべきであろう。何にしても、詐欺未遂で一網打尽にできたはずだ。そのほかにもいろいろの罪が考えられる。水際で司法書士が暴いていたら、存在感を発揮できたのにと残念でならない。ここのところ事件屋が影を潜めていたから、司法書士の腕力もずいぶん落ちているようだ。AもBも一緒なら面白くない。私も昨今はきれいな仕事ばかりしている。しかし、その昔はきわどい仕事を結構やっていた。その時代のほろ苦い思い出が想起されてくる。『悪いやつがいたよな』と。以前、山田正光司法書士の転落の話を、この欄に3回にわたって書いたことがある。ですから、覚えておられる方もいらっしゃると思う。自ら招いたのだが、山田さんは実に数奇な生涯をおくられたが、それは事件屋さんとの誤った付き合いに由来するのであった。でなければ、今、兵庫県に山田正光承継事務所が存在していたはずなのである。念のために申しておきますが、現在神戸に存在する山田姓の司法書士さんは、正光さんとは何の関係もありません。事件屋さんは、その時々の顔をする。みんな役者なのです。お分かりいただいてると思いますが、事件屋と地面師は違うものです。事件屋は詐欺師寸前のことをやりますが、地面師は即詐欺師なのです。このような手合いが、大きな顔をしてわれわれ司法書士事務所に出入りしていたのです。「こんにちは」と気楽に入ってくる人、「どこそこの、なになり先生を知ってます。なになり先生も」と、尋ねないのに、ベラベラとしゃべりたがる人は、その手合いに相違ありません。ブローカーと自認する人も。おっとブローカーはよくない表現ですから、表では用いないようにしてください。ぶら下がりという言葉もそうです。今回の事件も、ぶら下がりが多かったようです。ぶら下がりや取り巻きがいたら、その取引は要注意なのです。今回はその要注意人物がたくさんいたようです。それだけでも、だめな取引です。取引が錯綜すると、司法書士に『どうしましょ?』と関係者から不安の相談があります。その際には、「これはやめましょう」というのが正解なのです。間違っても、「やりましょう」はないのである。本人が不安がってるのは、完全に赤信号がともった印なののです。まだ住本氏が私の事務所にいたころ、東京都庁近くのミサワ本社で、有馬の物件の取引がありました。売り手はミサワ、常務がこれに当たっていた。常務は本物、買い手は怪しかった。売主は急いでいた。買主も急いでいた。しかし肝心の金主は東京の金貸し、有馬の温泉の権利にこだわった。そこで金主は私に探りを入れてきた。三億円は現金で積まれていた。私は突然立ち上がって、「帰ろ、帰ろ」と住本氏を促した。「先生、帰ってもいいのですかね?」と、地下の動く歩道上で私に尋ねた。「ええのに決まってるやろ」と答えた。あの機会しかなかったのだ。関係者があっけにとられている一瞬に、刀を抜くように部屋を後にしたのだった。今もあれが正解だったと思っている。結局損をしたのだが、『損して得取れ』だと思う。今日は、時間切れにより短歌はありません。文章も乱雑です。あしからず。
二〇一八,一〇,一七(水曜日)
 
 
 
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