司法書士 島田雄三事務所
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島田雄三の思い
 
 「ひょっこり坊様久しぶり」
 今朝は、やけに風が冷たい。少し背を曲げて、大島栄三はそれでなくても猫背が一層となって、昼にと喫茶店にやってきた。この店は、4人掛けの席がいくらかあり、一列の席がありというところだが、四人掛けでも相席はしない。マスターの主義のようだ。その日も、一つだけ空いていて、そこを占領した。「いつものね」と店員さんが声をかけてくれて、「マスーター、お弁当と食後ホット」と水をもってきて、先客の物を下げてくれた。栄三それが癖の目をそぼつかせたら、「果て」と気になるものが入ってきた。斜め前の席で、これまた、「あれ」という風だ。そして期せずして、『どうも』と頭を下げあった。「坊様」「大島うじ」「席、移ります」「あら、お知り合い」「そうですよ、大先輩なんです」「同じぐらいのお歳でしょ」「いえいえ、滅相もない」大島は、頭を掻き掻き相席とした。「ご無事でしたか」『何を、無事も何もあるものか』「このとおりだよ」「ほんとだ、足もついている。それに今日は、洋服ですね」「うん」『それに、あの格好はもうあきたよ』「そうですか、上田様にぴったりだったのに」「人目をひくからね。まあ、そもそも空遁の術を使えばいいんだけれど」「空遁の術ですか」「水に隠れるのが水遁の術、木に隠れるのが木遁の術」『では』「空気に隠れるんだよ」『さすが』「便利ですね」「便利だよ、君もそのうちわかるよ」『そうですか』「あまり、うれしくなさそうだね」はいどうぞと弁当が運ばれてきた。『大島君は後だよ』という顔をしてみそ汁をすすった。はいどうぞ、大島にも運ばれてきた。「この味噌汁、マスターは一つ一つ作っているんだよ。トオフとねぎを入れた椀に、熱々のみそ汁を流し込むんだ」「もしか、常連ですか」「いいや」『君ほどではないけれどね』「お会いしたことはないですよね」「ところで、随分になるね。君が連合会の会長選挙に出て」「はい、見事落選しました」「久しぶりだ」『あれから、そろそろ4年がたとうとしているね』「はい、ついに古稀になりました」「古希ね」『俺はそろそろ旅立った歳さ』「あの大戦争が終わって、再び事務所でも再開しようかと思ってたんだが」『どうかしましたか』「したね。飛んだんだよ、血液の塊が」「えー、それって血栓でしょ」「うん」『そうともいうね』「今と違ってね」『理由もわからなかったんだよ』「そうですか」結構坊様は健啖家のようだ。パクパクとあらかたを食べ終えた。「あれ、あれはだめだよ」「ええ、あれですよね」『はて、何のことかな』「役所は次々と言って来るだろ。あれさ」「もしか、相続関係証明書案のこと」『よく知っているんだ』「地獄目だろ。いや地獄耳かな。木っ端は思い付きなんだ」『そうですよね』「そんなものに振り回されてはいかんよ」『わかっているつもりです』「でもね」『でもどうなんだ』「もう負けてしまってるんです」『だらしないね』弁当をたいらげた坊様は、おーいと食後のコーヒを所望した。・・・続く
2017,1,18(水曜日)
 
 
 
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