司法書士 島田雄三事務所
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島田雄三の思い
 
 神戸レ雌ーの会長下村俊子さんが7月に亡くなられたという。彼女とは、ある公益財団でご一緒に理事をさせてもらったことがあり、少し面識がある。当時彼女は代表理事で、私は平理事であった。いつも温和で、しかし内に秘める闘志は大変なものがあった。真の姿を知ってるわけではないが、公益に尽くそうという気持ちはよく分かった。彼女は「うちは、どちらかといえば、もともとはパン屋さんであった」とおっしゃられた。「どうして、公益に尽くされるのですか?」とお尋ねしたら「それは家業を守りたいからです」と、きっぱりおっしゃられました。「家業を守る?」という意味は、社会の奉仕することとは直接繋がらない。私企業の存続と何の関係もない?と、いうように思ったのであるが「おおありである」とおっしゃるのであった。「もしうちが公益を忘れていたら、とっくに潰れていたでしょう」と、きっぱりおっしゃられた。「だから、わたしに立派な志があるわけではないのです。ただ家業を守り育てたいというそれだけのことなのです」と謙遜された。その言葉には偽りがないように思えた。大変お忙しいのと、会社のこともあって、ご高齢も重なって、6年後に辞任された。その後、お会いすることもなかったのだが、姉と近い年齢で、私の心の中にいつも忘れられない存在だったのである。レ雌ーで買い物の際には、お店の方に「会長さん、お元気ですか?」とお尋ねしていた。心からご冥福をお祈りしたい。一期一会、この年になると、この言葉は身に染みる。これまで数々の方々と出会い、教えられ、励まされ、助けられてきた。旅は道連れ、世は情けといいますが、人は一人では生きられない。道端の草木より柔い存在である。太陽の恵みは当然のこととして、両親がいて、周りがいて、社会が存在した。自分ひとりで生きれるわけではない。様々な支えは、知らず知らずに自身の根本を形作っていた。人は一人では生きられない。水道や水、電気、道路や鉄道、そこに人々の助け合いが存在し、直接間接に自分を支えてくれている。それぞれに感謝をしているはずだが、人はどこか傲慢で、根っから自分中心なのである。互助という言葉は、一番遠いところにある。どこか人任せ、政治任せ、風任せ、何かに寄りかかって暮らしている。お金を出せば、なんでも買える。利用できると思っている。でもそこには、用意した人々が存在するはずである。感謝を忘れてはいませんか?自問しています。
 面白い でもそのままで そうなるか そこにはそこで 誰かがいるよ
 あたりまえ でもそれはそれ 用意した 方が必ず いるのです
 日照りでも 水を運んで 汗かいて 心を配る その成果です
 一人では 人はいけない 生きれない 支えてくれた 恩があるのだ
2025,9,17(水曜日)
 
 
 
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